INITIATIVES
取り組み
地球のために、社会のために。
今、私たちにできることを。
社会の一員として、企業の社会的責任及び環境保護への意識を常に持ち、
高品質で信頼あるサービスを目指し、様々な活動に取り組んでいます。
SDGsへの
取り組み
SDGs:Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)とは、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載されている、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴールと169のターゲットで構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。
トップシステムにおける取り組み事例
トップシステムでは、SDGsの実現に貢献するため、企業活動において様々な取り組みを行なっています。
環境に考慮した装置の設計・製作
炭素エネルギー不使用の純水製造装置の設計・製作に取り組んでいます。従来の蒸留法では水を沸騰・蒸発させるための熱源として化石燃料に頼っていましたが、膜ろ過法を導入することでその利用を大幅に削減することが可能になりました。
人々の健康に寄与する
ワクチン、新薬、ジェネリック医薬品など、世界では日々多くの薬が研究、開発されています。私たちは、その安定的生産を担う医薬品製造装置を設計・製作している企業として、お客様の要求を満たす医薬品製造装置を作ることで、健康に寄与することが一番の使命であると考えています。
ダイバーシティ&インクルージョン
年齢や性別、国籍などの多様性を互いに尊重し、認め合い、一人ひとりがいきいきと働ける職場環境づくりを進めています。機械製造メーカーは男性のイメージがあるかもしれませんが、トップシステムでは全社員のうち約3割が女性。設計や製造、検査などあらゆる分野で女性が活躍しています。また多国籍雇用も推進しています。
環境への
取り組み
SDGsのゴールの一つである地球温暖化に対する取り組みとして、
トップシステムでは炭素エネルギー不使用の純水製造装置の設計・製作に取り組んでいます。
膜ろ過法注射用水製造装置 M-W F I(EnviroFALK PharmaWaterSystems)
「膜ろ過法注射用水製造装置M-WFI」とは、UF膜でのエンドトキシン除去を実現した注射用水製造装置です。従来の蒸留方法は、水を沸騰・蒸発させる熱源として化石燃料に頼っていましたが、膜ろ過方法を導入することでその使用を大幅に削減することができます。
メーカーのEnviroFALK PharmaWaterSystemsの調べでは約80%の削減が実現できたデータもあり、当社でも60〜70%は確実に削減できるとみています。このシステムは、現在日本で推し進めている「2050年までに温室効果ガス発生ゼロ」に連動し、それは、製薬会社様の環境への取り組みにも大きく貢献できるものと考えます。また、日本では、先駆けとなる装置で、弊社では2023年の提供開始を予定しております。
ISOへの
取り組み
トップシステムでは、お客様に信頼いただけるサービスを提供するために、
品質マネジメントシステムISO9001の認証を取得し、全社一丸となって取り組んでいます。
経営理念
私達は、信頼され、歓迎される製品とサービスを提供し、関係する人々の生活を豊かにし、広く社会に貢献し続けます。
品質方針
GRAB100(中期・長期経営計画)の目標実現
真のグローバル企業を目指す
- Globalize:国際化・国際標準に向けて自らが動く組織
- Respectable:社会的に信頼・尊敬される組織
- Attainment:目標に向けて確実に到達する組織
- Brisk:活溌で元気の良い爽快な組織
ISO9001の事業・業務プロセスへの統合
- ISO9001をGRAB100の経営・事業目標達成ツールとして活用し、PDCAサイクルを回し、業務プロセス及び業務遂行力の有効性を評価し、継続的に改善していきます。
- 顧客の期待やニーズを理解し、顧客に満足される製品・サービスの提供に社員、協力員、協力会社の総合力を結集し、取り組んでいきます。
- GRAB100の経営・事業目標を品質目標とし、目標達成のための課題・方策展開を方針管理(アクションプラン)として全部門で取り組んでいきます。
- 社内外の状況の変化、社内外関係者のニーズと期待にアンテナを張り、GRAB100及びTMSの改善に努めていきます。
考働指針
- -品質は人-
- 私たちは、自らの仕事の質が製品及びサービスの品質に重要な影響を与えることを自覚し、質の高い技術・要求を習得し、行動することで顧客満足向上に努めます。
- -改善は義務-
- 私たちは、常に顧客や市場、パートナー等の外部環境や、新しい技術や方法論等の内部環境の変化にあわせ、より高い効果、効率を考えたうえで仕事を見直し、継続的な改善を行います。
- -統合と連携-
- 私たちは、法令遵守の下、営業、技術、財務要因、その他すべての要因を常に統合して考え、さらに創造力と努力によって高いレベルで連携させることにより、より高い品質の製品とサービスを提供し続けます。
- 【考働とは】
- 価値あること、即ちより多くの人の役に立つことを常に考えながら、知恵を出し、それを即実行することである。
この品質方針を全社員一丸と
なって実行する事をここに表明します。
研究開発への
取り組み
時代の先を読み、お客様の要求を超えるご提案をするために。
固定概念にとらわれない豊かな発想で、さまざまな研究開発を展開しています。
SCADAを使用した
システム調製への変革
工場内のインフラ・設備機器の情報を集約して監視、制御司令を出すシステム「SCADA」。このシステムを使用すると、改ざんを回避しながら必要なデータの集積ができるほか、複雑な機器制御プログラムの簡略化も可能となります。医薬品にはメーカー独自の世界があり、汎用システム化は難しいとされてきましたが、これまでに培ってきたノウハウを活かし、調製のシステムからシステム化された調製へ。これからの製薬業界のトレンドであるSCADAの有用性をさらに高めていきます。
ユーザーが求める調製機器の開発
お客様と一緒に開発設計に携わり、多様化するニーズにお応えするためには、現状を打破する経験と知識が求められます。バルブ一つとっても、密閉性能や応答性能、耐熱度、圧力衝撃度抑制などさまざまなスペックが問われるだけに、どの機器をどのように使えばユーザーが求める姿に近づけることが可能なのかは研究対象となり、緻密なデータの集積は次への財産になります。今後は医薬調製の分野でも人に依存しない確実な作業を求める声がさらに大きくなるはずです。それに迅速にお応えできるような機器研究と開発を、機器メーカーと共に行なっていきます。
リスクコントロールからの開発
医薬調製における品質リスクは、実際には目に見えていない場所や行動にあります。それはマニュアルではわからないことも多く、ユーザーや製作者でも気が付かない場合や、誤った管理をしている場合もあります。トップシステムには化学や遺伝子工学などの分野からも期待できる人材が在籍しています。リスクに理論を組み合わせることで、今までにないリスクコントロールや調製方法の提案に努めています。